極普通の日本人がTOEIC955点を達成できた経緯 高3 前半編
今回は前回の「中1〜高2編」から引き続き、高3の前半編です。
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高校3年生は、世間一般の人と同じように人生で一番勉強した年でした。
ただ「英語」単独の時間で見ると、やはり大学生の時に猛烈に勉強していたと思います。
当時国公立大志望の私は、英語以外にも、国語・数学・地歴公民・理科を勉強する必要がありました。また、英語は高2の間にある程度完成していたので、高3でそこまで多くの時間を割きませんでした。
それでも、しっかりと順序立てて勉強を行うことで、センター試験本番では1問間違い(満点取れなくて本当に悔しかった・・・)、本番の緊張した中でも15分くらいは時間の余裕がありました。この受験勉強の礎が、その後の英語学習の基礎になったことは疑いようがありません。
4月〜夏まではもう1度英文法と語彙力の向上に力を注ぎました。
複数冊の参考書・問題集をやりきりましたが、私がおすすめするのは『仲本の英文法倶楽部』『速読英熟語』の2冊です。この2冊は今でも神の参考書であると信じています。
特に『速読英熟語』に関しては、1冊で複数の力を伸ばすことができ、「単語・熟語・長文・リスニング・速読」といったように、この1冊で本当に効率よく勉強ができるため、TOEICで900点近く取れるようになってからでも、この1冊を繰り返しました。
また『仲本の英文法倶楽部』も、頻出英文法分野の徹底的にやさしく噛み砕かれた解説と例題、そして筆者のユーモアによって、英文法への理解はもちろん、興味・関心がかなり深まりました。英語の本当の面白さに気付かせてもらった大切な1冊です。
高3の前半にひたらすら語彙力・文法力を鍛えたおかげで、その後の英語学習で、語彙力や英文法力で悩むことは少なかったです。
よく受験生になったらいきなり、「長文の問題集を1日1題こなす」などの目標を立てる人がいますが、これは本当に効率が悪いとお思います。語彙力・文法力がない時点で演習をこなしても、調べたり・考えたりするのに時間がかかります。
理想は長文をこなしているなかで
「この英単語何回も見たことがあるのにわからない」が何個かだけあり、復習の段階で完全に覚えた。
「長文を初めに読んでる際には気付かなかったが、和訳の問題に取り組む時点で使われている英文法に気付いた」など長文演習のなかで、単語や文法の使い方を確認することだと思います。
私の場合は英文法と英単語の重要性を学校の先生やインターネットから情報を得ていたため、最善かつ王道の方法で受験勉強の前半を過ごすことができました。
このおかげで、夏の時点のマーク模試や・センター試験の過去問演習ではほぼ9割を切ることがなくなりました。
しかし、高3の後半になり二次試験の対策や・リスニング対策を行っていくと次々と課題がでてきます。次回は高3後半編をお届けしたいと思います。
今回このブログを読んでくださり、本当にありがとうございました!