英語でニュース勉強法 3つのメリット
以前の記事で、ニュースサイトを使った英語の勉強法を紹介しました。
今回はこちらの勉強法の3つのメリットを紹介したいと思います。
①語彙力がつく
日本語のものでもそうですが、ニュースを読んでいると必ず知らない単語が出てくると思います。
この勉強法の際は知らない単語をすべて調べる必要はありません。
しかし、ニュースのキーワードになりそうな単語や、1つの記事の中で繰り返し出てくる単語に関しては辞書を引いたほうがよいです。
単語帳での学習に加えて、ニュースのような実践で出てきた単語を覚えていくことによって、語彙力強化を加速させることができます。
ニュースを毎日読んでいるうちに、よりスムーズに英文を読みたいと思うようになったり、最近単語帳で覚えた単語が出てきたりしてテンションがアガります。
こういった経験を積むことでより英単語の重要性が身に染みてわかり、単語帳の反復練習にも身が入ります。
②毎日新しい素材で多読ができる
英語力をつけるためには多読が効果的であるということは、英語学習者であれば誰でも聞いたことがあると思います。
しかし、いざ実践してみようと思うと素材選びに困ります。
洋書は同じストーリーが続いてわからないとストレスになるし、長文問題集に載っている英文は内容があまりおもしろくない・・・。
英語のニュースであれば時事的なものばかりで、飽きがきにくいです。
そして必ず毎日更新されるものなので、素材が尽きることは絶対にありませんし、新たに教材を選んだりする手間もありません。
質的にも記者が丹精込めて記事を書き、然るべきチェックが何重にもされているはずなのでまず問題ありません。
多読にこんなに向いているツールは他にありません。
③世の中に関する知識が増える
英語力はあまり関係ありませんが、シンプルに時事に強くなれます。
この勉強法では大量のニュースを毎日読むことになるので、知らず知らずのうちに知識がついきます。
私も含めてですが、最近では新聞を読む人たちは大幅に減りました。
その代わりにネットのニュースやテレビのニュース番組で情報を吸収するのですが、情報のインプットが足りない人は多いと思います。
特に日本という国にいると、国内でほとんどのことが完結できてしまう生活をしている人がほとんどだと思います。
つまり、国際的なニュースに疎い人は結構多いです。
英語学習者にとって英語力をつけることはもちろん大事ですが、それと同じくらい国際事情を理解しているということは大切になります。
最終的な英語学習の目的は外国人とのコミュニケーションをとることだという人は多いはずです。
そんななかで、多文化の文化背景を知るためにもこの勉強法は優秀であると思います。