暴落を経て感じた自分にとってのお金の価値について
素人投資家である私もご多分に漏れず、コロナショックの影響をもろに受けており含み損もかつて見たことがないほどに広がっています。
そんな暴落の最中に感じた
「自分にとってお金とはなんなのか」について今回は考えてみたいと思います。」
暴落で自己防衛本能発揮
投資を始めてから2年半くらい経ちますが、今まではこれほどの暴落を経験したことがありませんでした。
2018年の12月なんかも結構な下げの局面はありましたが、今回ほどの威力はありません。
日々下がっていく株価をただ指をくわえて見ながら、ただただ収束することを願うだけです。
そして、自己防衛本能が発揮したのかわかりませんが、もういくら下がっても何も感じなくなってきました。
お金を失うことはかなりショックのはずなんですが、悲しいという感情もなく、ただただ無感情なんです。
多分心の奥ではすごく落ち込んでいるんですが、表面上はなにもなかったかのようにただただ毎日を過ごすだけ。
この暴落で1ヶ月分くらいのお給料が飛んでいきましたが、特に仕事へのモチベーションも変化はありません。
もうなんか自分の感情のリミッターが外れた気がします。
結局は自分の欲望を最低限満たすことができればいい道具
お金の本来の役割はモノとモノを交換する際に、万人が使いやすいように価値の尺度を紙幣やコインの形にしたものです。
本来は道具であるはずのお金が、人生の目的になってしまうのは私も含めて多くの人々が陥ってしまう罠です。
今回の暴落で自分がこの罠にハマっていたことに改めて気付かされました。
理想の生活を送るのにはもちろんお金が必要ではありますが、もっと大事なことは自分が常に何らかの形で成長を続けていることであります。
その成長を続けるために時間を作り出したり、自分のモチベーションを上げるのにお金が必要なだけです。
そういう意味ではお金を貯めるのではなく、ドラム式洗濯機やコードレス掃除機のように時短に繋がるような家電を買ったり、最新のiPhoneを買うなど自分の生産性を上げてくれるものにすぐにお金を使ってしまうべきなんだと今は感じています。
今回の暴落をきっかけにお金の使い方を変えて、しばらくは貯金を最低限するような生活をするべきなのかもしれません。
まぁこんなかっこいいこと言ってますが、ショックで頭がおかしくなっているだけの可能性もあります。
キャッシュフローを増やすことが最優先に
私の力では株などの投資はどれだけうまいっても年利で20%くらいが限界だと思います。
1万円がすごく順調に推移しても1万2000円位にしかなりません。
しかし、この1万円を時短道具の購入や生産性を上げるものに使えば、将来的に10倍以上の価値を生み出す可能性もあります。
まだ自分は守りに入るような年齢ではなく、自己投資をしたほうが圧倒的に効率が良い段階です。
キャッシュフローをよくして、使い切れない分のお金を投資に回すみたいな生き方をすべきだと実感させられました。
こんなことはホリエモンなどのビジネス書に書いてあることですが、やはり実際に体験してみないと理解できないことです。
今回のコロナショックが後から振り返れば、いいきっかけになったと思えるようにお金の使い方について今一度考えてみたいと思います。