インデックス投資が最強の理由を自分なりに考えてみた
あらゆる投資法が世の中に普及している中で、多くの方が支持する最強の投資法は間違いなく「インデックス投資」だと思います。
しかし、私は前からずっと不思議でした。
なぜ「平均」に投資する方法が世の中で最強だと考えられているのか??
投資に関しては2年くらい個人でほそぼそとやっているだけの私ですが、この疑問に対する自分なりの答えを最近見つけました。
専門家の人からみれば、「そんなことは当たり前だろう」とか、「その考え方は間違ってる!」みたいなこともあるかもしれませんが、素人の戯言だと思って見過ごしてやってくださると幸いです。
「平均」というマジックワード
インデックス投資というものは基本的に日経平均やダウ平均などの「平均値」に運用成績を近づけるために行うものです。
平均という言葉はどんな場面でもよく使われますが、この言葉には落とし穴が潜んでいますよね。
上限値に天井がない限りは平均値というものは、みんなが想像している「普通」よりも高い数値が出やすい傾向にあります。
つまり「普通」≠「平均」であるという当たり前の事実が私達の前には立ちはだかっているのです。
「平均年収」みたいな言葉はすごくわかりやすい例で、世の中のほとんど人にとって「みんなこんなにもらってるのか」みたいな数字が並んでいるわけです。
お金をかなりたくさんもらっている人が何人かいれば、平均値を大幅に伸ばしてしまいます。
本当に見るべき「普通」 の数字は「中央値」となるわけですね。
プロが集まる株式市場で平均点を取る異常な難易度
株式市場はプロも素人も関係がない戦場です。
爆発的に稼ぐプロが存在する以上、平均値はどんどん高くなっていくわけです。
そんな環境で私のようなほとんど知識も経験もない素人が平均点を取るということはかなり困難なことです。
市場が全体的に好調な際でも思ったよりも含み益を抱えられなかったり、むしろ損をするなんてことは日常茶飯事ですよね。
ある特定の企業は投資家がすごく儲かっていたとしたら、それだけで平均は上がってしまいます。
素人にとってラッキーパンチ以外で個別株で儲けるということは想像以上に難易度が高いことだと私は思うんです。
まずはインデックス投資から始めるのが吉か
「老後2000万円問題」の影響もあり、資産形成に興味を持ち始めている人がどんどん増えているのは間違いありません。
投資を始める際にいろんな分岐点があるわけですが、”個別株かインデックス投資”という選択は非常に大事になります。
正直なところインデックス投資には面白みがあまりないので、私の場合は個別株から始めてしまいました。
しかし今は個別株での損をなんとかインデックス投資で回復している途中です。
もしこれから投資を始める方にアドバイスをするとしたら以下のようになります。
インデックス投資→個別株投資といったように、インデックス投資で慣れてからより大きなリスクをとる。
こんな戦略が素人が株式市場で生き残る上で、吉となる選択でしょう。