極普通の日本人がTOEIC955点を達成できた経緯 高3 後半編
今回は高3受験期の英語学習体験談をお伝えしたいと思います。
自分語りが多いですが、英語勉強に必要な部分も含めた文章にしたいと思います。
前回の記事はこちら
everybodyenjoysenglish.hatenablog.jp
英文解釈のおもしろさに気付く
高3前半で単語と文法をしっかりマスターした私は、夏休みの途中から長文演習をはじめていきます。『やっておきたい』シリーズや『レベル別問題集』をすすめていましたが、同時併行で英文解釈の勉強を始めました。それまでは「SVOC」であったり「文型」といったものはあまり意識をしていませんでした。それでもセンターレベルでは問題ありません。
英文解釈の勉強を始めると、英語への認識が本当に変わりました。英語だけでなく、言語の論理性に魅了されます。ほとんど主語と動詞しか意識していなかったそれまでから、「名詞・形容詞・副詞・前置詞・冠詞」について考え始め、全知全能の神になったような気分になりました。
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この1冊を使って英文解釈をマスターしました。
これ以外にも良書はたくさんあるので、英文法をマスターした方は次に英文解釈を勉強してみてください。
二次試験むずかしすぎる
こうして英文解釈と長文演習をすすめました。センター試験型の模試でもほぼ点数を落とさず、ここまで順調に勉強をすすめていましたが、やはり落とし穴が待っていました。二次試験の難度がとんでもなく高く、ほぼわかりません(笑)
和文英訳・長文・英作文どれをとっても、全く歯が立ちません。高3の秋になって初めて、志望校の二次試験を見たのが失敗でした。どんな資格試験でもそうですが、先に過去問を見ておくというのは、勉強を効率化する最適解であることは疑いようがありません。間違って試験の4ヶ月くらい前に初めて過去問を見ると「なんじゃこりゃーーー」状態です。特に英作文の練習はほとんどせずに、読む練習ばかりしていたので、かなり苦労しました。
また12月くらいになるとセンター試験の対策ばかりになってくるので、ほとんど二次試験の対策はできません。・・・そうです。そもそも私のスケジュールではそもそも間に合ってなかったのです。本気で合格を狙うなら、英語は秋の始まり時点で完成していないと、他の科目もあるため合格は遠かったです。
第一志望に落ちた私に、教師がかけた言葉とは・・・
そんなこんなで受験期を迎えた私ですが、併願の私立大学にはなんとか合格することができました。センター試験で英語1問間違い、私立大学に合格と、そこそこ順調にすすんでいましたが、その後は二次試験の難易度に絶望し、ほとんど勉強できませんでした。
そんなこんなで、無事に(?)国公立大は不合格となり、私の受験生活は終わりを迎えました。
最後に担任の先生(英語教師)に挨拶に行ったのですが、そのときにかけられた言葉は今でも覚えています。
「お前は1年間英語の勉強をよく頑張った。しかし、不合格で上には上がいくらでもいることを知れてよかったんじゃないか」
こんな言葉をかけられ、本当にこの通りだと思いました。
田舎の公立高校だったので、高校内では余裕の一番でした。仮に第一志望の大学に合格していたら、天狗になっていたと思います。言い訳になるかもしれませんが、ここで挫折しておいて良かったと今では心から思っています。
以上が高校生編でした。
今回もこのブログを読んでくださり、ありがとうございました!