【個人的疑問】文法なしで勉強をすすめ、英語が楽しいのか?
今回のテーマは「英文法」にしました。
英文法の勉強が好きな方にも、
あまり好きでない方にも今回の記事を読んで頂きたいです。
文法の面白さで英語に惹かれた私
私は英文法が大好きな人種で、文法に英語の論理性の興味深さを全感じています。
中学生までは英語がそんなに好きではありませんでしたが、高校で英文法を細かいところまで学び始め、英語が大好きになっていきました。
専門ではないのでそこまで詳しくはありませんが、どんな言語でも、言語として成立しているということは一定の「論理性」と、説明することが難しい「非論理性」を含んでいます。
英語という言語は「論理性」がとても美しいと私は思っています。
そしてこの「論理性」を基盤から支えているものは英文法であることは間違いありません。
そして言語が論理的であればあるほど、第二言語として習得しやすいということ示していると考えています。
英語と日本語は言語グループでは遠い位置に存在するため、日本人にとって習得することが難しい言語です。
しかし、ルール通り読み進めることができたり、書いたりすることができる英語は本来誰にとっても学びやすい言語なんじゃないかと思います。
そして、言語を学ぶ上での楽しみを味わうためには、論理性を理解する、つまり文法を理解することは絶対条件です。
最近の英語教育は多分誤った方向に行っている
多くの方が唱えていることではありますが、私も最近のコミュニケーション重視の英語教育には反対です。
もちろん重箱の隅をつつくような文法問題ばかりを解くような勉強は意味がありませんが、せめてセンター試験の英文法の問題は8割〜9割解けるような英文法の力は絶対に必要なはずです。
今の英語教育の目的は、
- 実践的な場面で英語を使いこなすことができる
- 机に向かった勉強ではなく、コミュニケーションの中で楽しく学ぶ
- 一文を丁寧に読むのではなく、長文の大意を素早く掴む練習をする
こういった方向に進んでいます。
もちろん上記に挙げたことが大事なのは間違いありませんが、いずれも単語→文法の順でマスターした人達が挑む段階です。
「急がば回れ」
この言葉はもちろん英語学習にも当てはまり、
”実践の英会話がしたければ、楽しく英語を学びたければ、長文を素早く読みたければ”
英文法の勉強をすることが一番の近道であることを声に大にして伝えたい。
ある一定のレベルを超えるには不可欠な英文法
私の周りでもそうですが、みなさんの回りにいる、帰国子女以外の英語が一番出来る日本人を思い浮かべてみてください。
彼ら・彼女らは絶対に英文法を疎かにしていないはずです。
浅はかな英会話を楽しみたい、なんちゃって英会話をしたいだけであれば、確かに英文法の勉強をしなくても大丈夫です。
しかし英語を仕事で使いたい、ちゃんとした内容のあるコンテンツを理解したいと考えている人にとっては、英文法はある時点で超えなければいけない壁になるはずです。
そして、その壁を乗り越えた先に英語の本当の面白さを実感できる瞬間が必ず存在すると思います。
まとめ
文法の勉強が嫌いという人はかなり多いと思います。
ただ、ちゃんとした参考書や問題集、もしくは先生から英文法を学べば、こんなにおもしろいものだったんだ感動することができるはずです。
逆に英文法なしでは、どんなに勉強を時間を積み重ねていっても、英語の本当の魅力に気付くことができません。
ぜひ、英語が伸び悩んだ際は英文法を見直しみては?
今回もこのブログを読んでくださり、本当にありがとうございました。